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講義名 食品企業経営論
ナンバリング (生物生産)IP-RELA201(フード)FM-FMGT204
Course Food and Agribusiness Management
対象学科 フードマネジメント学類(必修)、生物生産学類(選択)
年次・学期・単位 2年次・後期・2単位

担当教員
職種氏名所属
教員◎ 三石 誠司 

授業概要 この講義では、企業経営を行う際に最低限理解すべき基礎的な分野とテーマについて学ぶ。第1に企業経営とは何か、第2に食品企業経営における諸機能(管理・組織、人事、販売、戦略等)、第3に食品企業のステイクホルダーとの関係、第4に法律と社会的責任などについて考察する。
ディプロマポリシー(DP)との関連 【知識・技術:◎】【思考力・判断力:〇】【表現力:○】【主体性:〇】【協働性:○】
到達目標 [1] 企業経営において用いられる基礎的な用語を理解し説明することができる。
[2] 食品企業経営において必要となる主要分野について、その概要を説明することができる。
[3] 食品企業経営における今日的な問題について様々な異なる意見の概要を理解し、説明できる。
授業計画
担当教員・講義担当教員内容
第1回三石 誠司イントロダクション:会社とは
第2回三石 誠司「財務諸表の基礎」について解説
第3回三石 誠司「財務諸表分析」の基礎について解説
第4回三石 誠司ファイナンスの基礎:ファイナンスの基礎的概念について解説
第5回三石 誠司投資(インベストメント)の基礎:投資の基礎について解説
第6回三石 誠司マーケティングの基礎:マーケティングの基礎について解説
第7回三石 誠司生産管理(オペレーションズ)の基礎:生産管理の基礎について解説
第8回三石 誠司経営の実践:前半部分のまとめ(状況によりゲスト講師の講義など)
第9回三石 誠司組織行動論の基礎:組織行動論の基礎について解説
第10回三石 誠司人的資源管理の基礎:人的資源管理の基礎について解説
第11回三石 誠司法律と企業経営1(会社法他)
第12回三石 誠司法律と企業経営2(ゲスト講師を調整中。先方の都合により開催回が前後する可能性あり。)
第13回三石 誠司法律と企業経営2(環境法他)
第14回三石 誠司国際取引の基礎
第15回三石 誠司リスク・マネジメントと企業経営
第16回三石 誠司全体を通しての筆記試験またはレポート
学修支援方法 初回授業で提示する所定の時間に対応します
評価方法・評価基準 評価方法:授業への参加度(質問等)と試験(期末)の成績等から評価する。
評価基準:企業経営の各分野における基礎や諸機能が理解・説明でき、食品企業の社会的責任が理解できているかを評価基準とする。具体的には授業への貢献度(30%)、期末試験(70%)とする。
教科書 三石誠司著「新版 中小企業と経営-基礎の基礎」 財経詳報社 2018年
他の科目との関連 経営はフードビジネス関連の全科目の基礎となるが、とくに食品企業経営戦略論や食品企業経営戦略演習との関連性が高い。
授業時間外学習 三石:教科書「中小企業と経営」の該当部分(毎回8ページ程度)を事前に読み込み、要点や疑問点をまとめてから講義に参加すると理解度が向上する。
備考 三石:参考書「中小企業と経営」には、授業の3分の2程度の内容について主要なポイントをカバーしている。12~15回については状況により内容が多少変更になる可能性がある。
Course Description Management、Marketing、Human resource management、Operation
Teaching staff 三石誠司
実務経験のある教員 三石誠司
実務経験をいかした教育内容 JA全農(全国農業協同組合連合会)およびその海外子会社における貿易実務・財務実務・経営実務・経営戦略立案の経験(三石)を生かした講義を実施している。