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講義名
基礎統計学Ⅰ(食産)①
ナンバリング
(基盤)FA-IFST103
Course
Basic Statistics Ⅰ
対象学科
食産業学群(必修)・事業構想学群(必修)・看護学群(必修)
年次・学期・単位
1年次・後期・2単位
担当教員
職種
氏名
所属
教員
◎ 須田 義人
授業概要
標本であるデータの構造を理解する手法として記述統計を基礎とした解析法を学び,基本統計量を用いて標本データの整理法を理解する。身近な標本データをあげ,その種類の違いを理解し,適した処理法やグラフ・表による整理・表現法を学ぶ。これらを通じて標本の抽出や試行の意義と必要性を理解し,標本分布から母集団の特徴を推測する基礎的な考え方を習得する。同時に,確率変数や確率分布の意義と性質に関する理解を深め,確率的思考法を身に付ける。
ディプロマポリシー(DP)との関連
【知識・技術:◎】【思考力・判断力:○】【表現力:○】【主体性:○】【協働性:-】
到達目標
[1] データ構造を理解し,加工や集計しながら傾向を捉えて適切に表現し,説明できる。
[2] 確率的思考を基に確率分布や正規分布を理解し,データとの関係を説明できる。
[3] 標本と母集団の関係を正しく理解し,標本分布を応用し説明できる。
授業計画
回
内容
第1回
集団,変数の分類,度数分布
第2回
代表値と散布度
第3回
2変数間の関係
第4回
集合,順列と組合せ
第5回
事象と確率
第6回
ベイズの定理と反復試行の確率
第7回
確率変数と離散型確率分布
第8回
二項分布と二項定理
第9回
連続型確率分布と正規分布
第10回
確率変数の標準化と二項分布の近似
第11回
母集団分布と標本分布
第12回
母比率と標本比率
第13回
χ2分布とその利用
第14回
t分布とその利用
第15回
F分布とその利用
第16回
到達目標の評価(定期試験)
評価方法・評価基準
定期試験を実施する。また毎回コメントカードで質問等を受け付け,その内容と参加状況を調査する。講義の節目に課題問題を3回課し(各10%の計30%),講義への参加状況を踏まえた上で定期試験を課し,その点数(70%)との合計(100%)で到達目標への到達度を評価する。詳細は,初回時に基準評価表(ルーブリック)で説明する。
教科書
道家・伊藤・宮﨑・酒井(共著)『はじめての統計学』 コロナ社
参考書
日本統計学会(編)『統計学I:データ分析の基礎 オフィシャルスタディノート』 日本統計学会
他の科目との関連
本講義は,データを取り扱う全科目と数量表現(表やグラフ等)されている部分を理解するための基幹となる重要な科目である。十分に理解できる力を身に付けるには共通して「基礎統計学II」や情報系科目「情報化社会と技術」や「コンピューターリテラシー」をそれぞれ履修し知識やPC技術を深めること。
授業時間外学習
講義内で取り扱うサンプルデータについて,毎回学ぶ方法で統計解析を行って復習すること。また,教科書の巻末問題を予習して講義に臨むこと。適宜課題として課す。さらには,それぞれの問題をマイクロソフト「エクセル」を用いて解けるようにすること。
備考
コメントカードは,毎回の講義の内容に対する質問や意見を記載すること。また,適宜PCを持参し,データ整理や加工作業に慣れること。
Course Description
Sampling, Data distribution, Probability, Descriptive statistics
Teaching staff
Yoshihito Suda, Jun Hagihara, Taku Hiraizumi, Kohei Miura, Yutaka Ando, Naoki Konya
実務経験のある教員
Yoshihito Suda
実務経験をいかした教育内容
実務経験を活かした技術や研究内容を活かして講義を行う。